前回の記事では、
子どもは「正しさ」ではなく、
「空気」を受け取っている、というお話をしました。

では、その「空気」とは何なのか。

そして、歯科医院でいう
「空気の初期設定」とは、どういうことなのか。

今回はそこを、もう少し具体的にお伝えします。

空気は“見えないけれど影響している”

歯科医院の現場では、
同じ説明をしていても、
子どもの反応がまったく違うことがあります。

ある日はスムーズに進むのに、
別の日はなぜかうまくいかない。

その違いは、
技術や言葉だけでは説明できません。

そこにあるのは、
その場に流れている「空気」の違いです。

空気はどこから生まれるのか

その空気は、
特別なものではありません。

スタッフ一人ひとりの

・呼吸
・身体の状態
・緊張や安心の度合い

そういったものが重なって、
その場の空気をつくっています。

初期設定とは何か

ここでいう「初期設定」とは、

何かを教え込むことではなく、
最初の状態を整えることです。

たとえば、

・スタッフの呼吸が浅くなっていないか
・体が緊張していないか
・無意識に急かす空気が出ていないか

こうした状態が整うことで、
子どもが受け取りやすい空気が生まれます。

なぜここが先なのか

多くの場合、
私たちは「やり方」から入ります。

どう伝えるか。
どう指導するか。

けれどその前に、

「どんな状態で関わっているか」が
大きく影響しています。

状態が整っていないままでは、
どんなに正しいことを伝えても、
子どもには届きません。

変化はここから始まる

空気の初期設定が整うと、

・スタッフの関わり方が自然に変わり
・院内の雰囲気がやわらぎ
・子どもの反応が変わっていきます

これは特別な技術ではなく、
“状態”が変わった結果です。

子どもを変えようとする前に、
その子がいる「空気」を整える。

それが、歯科医院における
空気の初期設定です。

順番が違うと、うまくいかない。

講座では、この「空気の初期設定」を
実際の現場で再現できる形でお伝えしています。

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