最近、
「すごい行動力ですね」
と言っていただくことが増えました。

ただ、私自身は
自分を行動力のあるタイプだと思ったことは、あまりありません。

振り返ってみると、
そう言われるようになったのは30代に入った頃、
ダイアナの仕事をしていた頃からだと思います。

けれど、その始まりは
短大を卒業して最初に就職した会社ではありませんでした。

私は短大卒業後、
大企業に一般事務職として就職しました。
秘書業務も兼ねた、いわば何でも屋のような立場です。

その中で、
「代わりはいくらでもいる」
と言われたことがあります。
事実としては、そうだったのかもしれません。
大企業の一般事務職。
確かに、代わりはいます。

それでも、その言葉は強く心に残りました。

私はここで、
誰の代わりにもなれる存在で終わるのだろうか。
そんな問いが、自分の中に生まれたのです。

結婚を機に会社を辞めたあと、
そのまま立ち止まる選択もできたと思います。

ですが私は、
他の誰かが代わることのできない自分として、選ばれる場所に立ちたい
と考えるようになりました。

夫の理解もあり、
私はヤマハの子ども英語教室の講師に応募しました。
研修を受け、講師として教室に立つ中で、
初めて明確に突きつけられた現実があります。

自分自身に魅力がなければ、生徒は集まらない。

会社名や教材、肩書きではなく、
「この先生に習いたいかどうか」
それだけが問われる世界でした。

それは決して楽なことではありませんでしたが、
同時に、とてもシンプルでもありました。

「では私は、私自身で選ばれる人になろう」
そう決めたことが、
その後の私の仕事の軸になっています。

今、姿勢や身体をテーマに活動していることも、
歯科医院の院長先生方と対等に話し合い、
講座やプログラムを
「一緒により良い形にしていく」関係を築けていることも、
すべてこの原点につながっています。

私は、「選ばれたい」から動いてきたのではありません

「この人でなければ意味がない」
そう思っていただける場所を、静かに積み重ねてきただけ

なのだと思います。

だから今、
「あの時、やめなくてよかった」
と心から思えるのです。

行動力とは、
前に出る力ではなく、
主体を手放さず、自分の価値を引き受け続ける力

この感覚を大切にしながら、
これからも現場と向き合っていきたいと思っています。

私がこれまでどのような経験を重ね、今の活動に至っているのかは、
サイトブログ内の「プロフィールストーリー」で綴っています。
よろしければ、あわせてご覧ください。

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