最近、私の中で起きている変化

ここ数ヶ月、
自分の中で大きな変化が起きています。
以前の私は、
「姿勢」という言葉を中心に活動していました。
歯科医院での講座、
コドモの姿勢®︎LABO、
小児矯正と姿勢、
呼吸と身体のつながり。
ずっと、
そこを入口に伝えてきました。
でも最近、
ようやく自分の中で、
全部が一本につながってきた感覚があります。
本当は、
最初から見ていたものは、
「良い姿勢」
ではなく、
“呼吸がしやすい状態”
だったのだと思います。
ただ、
10数年前の私は、
それをまだうまく言葉にできませんでした。
だから、
「姿勢」
という言葉を入口にしていた。
その方が、
人に伝わりやすかったからです。
実際、
「姿勢」という言葉を通して、
たくさんの現場と出会うことができました。
歯科医院で講座をしたり、
子どもの姿勢を見たり、
スタッフ教育に関わったり。
でも、
現場で関わり続ける中で、
少しずつ見えてきたことがあります。
それは、
“こちらが正しく変えてあげる”
という方向には、
限界があるということでした。
特に歯科の現場では、
スタッフが短期間で
「子どもの身体を正しく見て改善する」
ことを期待される場面も多くありました。
でも実際には、
身体はそんなに単純ではありません。
むしろ、
スタッフ自身が少し呼吸しやすくなる。
安心して子どもに関われる。
場の空気が柔らかくなる。
そういう変化が起きた時に、
子どもたちの身体も自然に変わり始める。
私は、
そんな場面をたくさん見てきました。
そして最近、
ようやくそれを、
「ゼロポジ®︎」
という言葉で、
少しずつ表現できるようになってきました。
ゼロポジは、
“正しい姿勢”
ではありません。
呼吸がしやすく、
身体が無理をしていない状態。
頑張りすぎなくても、
身体が自然に戻っていける場所。
最近は、
そんな感覚として捉えています。
そして、
この変化は、
仕事だけではなく、
自分自身の身体の変化ともつながっています。
圧迫骨折を経験し、
回復の過程を通して、
私は改めて、
「身体とどう付き合って生きるか」
を考えるようになりました。
ロルファーだからといって、
いつも完璧な身体でいられるわけではありません。
朝は身体が固い日もある。
疲れる日もある。
ボディスーツに助けられることもある。
人の手を借りることもある。
でも最近は、
“それでもいい”
と思えるようになってきました。
むしろ、
身体を知っているからこそ、
無理をし続けるのではなく、
助けを借りながら、
身体と協力して生きることの大切さを感じています。
そして今、
私は少しずつ、
「姿勢を教える人」
から、
“身体や呼吸へ戻る案内人”
へ変化しているのかもしれません。
最近、
「マダムモーリー」
という言葉も、
自分の中で大切な存在になってきました。
正しくしようとするのではなく、
身体の話をしながら、
笑ったり、
お茶を飲んだり、
呼吸を思い出したりする。
そんな、
“身体へ戻るサードプレイス”
のような場も、
これから作っていけたらと思っています。
年齢を重ねながら、
身体と仲良くしながら、
好きも諦めない。
そんな生き方を、
これからも探求していきたいと思っています。

