最近、継続して関わっている歯科医院から、
子どもの姿勢写真と経過報告が届きました。

以前の写真と見比べながら、
スタッフの方が自然に、

「以前より呼吸が楽そう」

「左右差が少なくなった」

「これからどう変化していくか楽しみです」

と書いてくださっていて、
私はそれを見てとても嬉しくなりました。

なぜなら、
歯科医院に姿勢を導入するということは、
単に“姿勢改善っぽいことをする”ことではないと思っているからです。

もちろん、
ストレッチや体操、
呼吸や足の感覚を扱うことも大切です。

でも本当に大事なのは、
子どもの身体感覚が育つ環境や、
大人側の見方、関わり方のほうだと思っています。

以前は、

「正しい姿勢」
「どう直すか」

に意識が向きやすかった。

でも今、
現場で少しずつ育ってきているのは、

・呼吸がしやすそうか
・楽そうか
・頑張りすぎていないか
・どう変化していくか

を見続ける視点です。

これは、
子どもを“評価する”視点ではなく、
子どもの体を“観察する”視点だと思っています。

子どもの体は、成長の途中にあります。

だからこそ、
固定した正解に当てはめるより、

その子の体がどうやったら呼吸しやすくなるか。
どうしたら安心して使えるか。

その変化を、
大人が一緒に見守っていけること。

私はそこに、
歯科医院で姿勢を扱う意味があると思っています。

そして実際には、
そうした「呼吸しやすい状態」や
「体を安心して使える状態」が育っていくことが、
結果的に、
舌の使い方や口周りの機能、
口腔発育にもつながっていきます。

だから私は、
姿勢だけを切り離して見ているわけではありません。

“形を整える”前に、

子どもの体がちゃんと呼吸できるか。
安心して機能できるか。

そこを大事にしたいと思っています。

そして最近、
少しずつ現場のスタッフの中に、
その“見方”が育ってきている。

それが今、
何より嬉しいことです。

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