前回の記事では、
呼吸と神経系の関係について書きました。

同じことを伝えても、
すぐにできる子と、できない子がいる。

その違いの一つに
姿勢があります。

歯科医院では
舌のトレーニングや呼吸のトレーニングなど、
さまざまな口腔機能の指導が行われています。

もちろん、それらはとても大切です。

しかし実際の臨床では、
姿勢が整うだけで呼吸が変わる
という場面をよく見ます。

逆に言えば、
姿勢が崩れていると、
呼吸のトレーニングをしても
うまく機能しないこともあります。

子どもの体は、
本来とてもよくできています。

無理に正しい形を作らなくても、
呼吸がしやすい位置に戻る力を持っています。

私はその姿勢を
ゼロポジと呼んでいます。

ゼロポジとは、
体を無理に支える姿勢ではなく、

呼吸が自然に起こりやすい体の位置

のことです。

この姿勢に近づくと、
呼吸が楽になり、
体の力みも抜けていきます。

そしてその結果として、
舌の位置や口腔機能も
自然に整いやすくなります。

姿勢は、
ただ見た目の問題ではありません。

呼吸と神経系に関わる土台でもあります。

次の記事では、
なぜ「安心」が口腔育成の土台になるのか、
神経系の視点から書いてみたいと思います。

「歯科と神経系」シリーズ

歯科と神経系(導入)
こちら

歯科と神経系① 呼吸
こちら

歯科と神経系② 姿勢 ― ゼロポジ ―
→ この記事

このあと続く記事(予定)

歯科と神経系③ 安心
なぜ「安心」が口腔育成の土台になるのか。

歯科と神経系④ 親子
子どもの神経系は、親との関係の中で育つ。

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