今日は、
新しくリニューアルした
歯科医院向けZoom講座の
1回目だった。
以前より、
かなりシンプルにした。
情報量も減らした。
でも終わってみて、
これで良かったんだと思った。
今までは、
「正しく教えなきゃ」
「できるようにさせなきゃ」
「姿勢を改善しなきゃ」
そんな空気が、
スタッフ側にも強かったように感じる。
実際、
理学療法士監修の体操メニューを、
写真付きの資料を見ながら、
院長やスタッフが子どもへ説明していた。
でも、
スタッフ自身も、
「これで合っているのかわからない」
状態だった。
それでは、
子どもが難しく感じるのも当然だったのかもしれない。
だから今回、
私はかなり方向性を変えた。
歯科で無理なことはやらなくていい。
まずは、
子どもが少し楽になれる方向を、
一緒に探していくこと。
そして、
子どもへ問い掛けること。
直していくのは、
子ども自身だから。
そう伝えた時、
院長もスタッフも、
少しホッとした表情になった。
さらに印象的だったのは、
「舌位を上げる」
を、
訓練として教えるのではなく、
呼吸しやすく、
身体の状態が整うことで、
自然と舌が上がりやすい状態へ向かう。
そして、
それを子ども自身が感じ取れる。
と伝えた時だった。
みんな驚いたような表情をしていた。
でも実際に、
自分の身体で体感してから聞くことで、
「これならできそう」
へ変わっていった。
今回改めて感じたのは、
歯科で必要なのは、
“正しい姿勢指導”
ではなく、
スタッフ自身が、
子どもの状態を見ながら、
呼吸しやすい方向へ関われること。
そしてそれは、
姿勢だけではなく、
普段の仕事、
子どもへの関わり方、
スタッフ自身の身体の使い方にも、
つながっていく。
つまり、
“働き方そのもの”
が変わっていく可能性があるということだった。
これなら、
私自身も無理なく続けていけそうだと思った。
全部を教えなくていい。
本当に必要なことだけを、
丁寧に育てていけばいい。
今日、
そんな感覚が残った。

