― なぜ歯科で「安心」が大切なのか ―
歯科医院での指導というと、
・姿勢
・呼吸
・舌
・口腔機能
といった「体の使い方」に目が向きます。
もちろんそれらはとても大切です。
しかし実際の臨床では、
同じ指導をしても
できる子ども
できない子ども
がいます。
その違いはどこにあるのでしょうか。
神経系の状態が呼吸や姿勢に影響する
人の体は、
安心している状態
緊張している状態
によって
呼吸や筋肉の使い方が変わります。
例えば、
緊張しているとき
呼吸は浅く速くなります。
すると
・姿勢が崩れる
・口呼吸になりやすい
・舌の位置が不安定になる
といった変化が起きます。
つまり、
神経系の状態
↓
呼吸
↓
姿勢
↓
口腔機能
という流れがあります。
歯科でできること
歯科医院では
・口腔機能
・姿勢
・呼吸
を扱うことが多いですが、
その土台にあるのが
神経系の状態
です。
そのため私は、
子どもへの指導だけでなく
子どもに関わる大人の状態にも
目を向けることが大切だと感じています。
自己調整できる大人へ
小学生以降になると、
・呼吸を整える
・姿勢を感じる
・身体を整える
といった
自己調整の感覚を少しずつ身につけていくことができます。
最終的には
自分の身体を自分で整えながら生活できる
大人へと成長していく。
私は
小児口腔育成の取り組みは
そこにつながっていると感じています。

