金曜の朝は、気功の時間。
毎週金曜の早朝、7時から8時まで、オンラインで気功をしています。
先生はカナダから。
画面の中には、ほかの生徒さんたちも小さく映っています。
しかも、レッスンは英語です。
でも不思議と、それが私にはちょうどいい。
ロルフィングやムーブメントのトレーニングで、身体に注意を向ける英語の誘導はこれまで何度も聞いてきました。
足。
骨盤。
背骨。
呼吸。
身体のパーツの言葉も、誘導の雰囲気も、なんとなく耳になじんでいます。
だから英語だからといって、そこにあまり力を使わなくていい。
それよりも、先生の声を聞きながら、自分の身体に注意を向けていく時間が心地いい。
気功は、ゆっくりした動きです。
呼吸と一緒に、急がず、静かに身体を動かしていく。
見た目にはとても穏やかなんだけれど、しばらくすると、じわっと汗ばんでくるのがわかります。
そして終わると、地味に疲れる(笑)。
激しく動いた感じはないのに、身体の中ではちゃんと何かが起きている。
その感じも面白いなと思っています。
私は以前から、気功をやってみたいと思っていました。
何かを身につけたいとか、仕事に使いたいとか、そういうことではなくて。
ただ、自分の身体のために。
実際に始めてみて思ったのは、先生の声や佇まいが、とても静かだということ。
前に出すぎない。
余計なものがない。
私にとっては、それがとても大事です。
誘導する人の存在が強すぎると、どうしてもそちらに意識が向いてしまいます。
でも今の先生は、そこにいるけれど、邪魔をしない。
言葉は聞こえているのに、自分の身体に戻っていける。
そんな感じがあります。
もちろん、「うまくやろう」とすれば、いくらでも頑張れてしまいます。
でも今は、上手にやることより、
今日は呼吸がどうかな。
足の裏はどう感じるかな。
どこかに余計な力が入っていないかな。
そんなふうに、自分の身体を眺める時間にしています。
金曜の早朝。
カナダから届く声を聞きながら、ゆっくり動いて、呼吸して、じんわり汗をかく。
画面の中には、ほかの生徒さんたちもいるけれど、それぞれがそれぞれの場所で、自分の身体に向かっている。
その距離感も、私は好きです。
今のところ、気功は私にとって「何かを習得する時間」というより、
自分の身体に戻る時間。
そんな位置づけになっています。
毎週少しずつ続けながら、これから身体がどう感じていくのか。
そこもまた、楽しみです。


