講座を受けられた院長先生から、

こんな質問をいただいたことがあります。

「姿勢のゴールって、どこを目指せばいいのでしょうか?」

とても大切な質問でした。


姿勢について学び始めると、

骨盤、重心、筋膜、歩き方、呼吸…。

知れば知るほど、

見るところが増えていきます。

すると、

「こんなに全部見られない。」

そんな気持ちになる先生も少なくありません。

でも、それは当然です。

先生方の本業は、

整体でも、

理学療法でもありません。

歯科です。


だから私は、

子どもの姿勢すべてを見られる先生になっていただきたいとは思っていません。

私がお伝えしたいのは、

歯科だから見る姿勢です。


歯科で姿勢を見る目的は、

姿勢をきれいにすることではありません。

子どもの口腔発育を支えることです。

舌や下顎が本来の位置で機能しやすい状態を支えるために、

姿勢という入口から見ていきます。

だから、

姿勢を完璧に評価する必要はありません。

歯科として必要な視点を持つこと。

そこが一番大切だと私は考えています。


以前、講座を受講された院長先生から、

「シンプルにこれだけをやればいいと言い切ってくれたのがありがたかった。」

という感想をいただきました。

私は、その言葉がとても印象に残っています。

姿勢について学ぶほど、

「もっと勉強しなければ。」

と思ってしまう先生は少なくありません。

でも、

本当に必要なのは、

知識を増やすことではなく、

迷わないための視点なのだと思います。


私がお伝えしたいのは、

姿勢の専門家になる方法ではありません。

歯科だから見える姿勢。

そして、

歯科だから支えられる口腔発育。

その視点を、

院長先生やスタッフの皆さんと一緒に育てていきたいと思っています。


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