「体の声を聞きましょう。」
そんな言葉を耳にすることがあります。
でも私は、いつも思うのです。
体の声は、聞こうとして聞けるものではない。
受け取るためには、アンテナが必要です。
私たちは毎日、たくさんの情報を受け取っています。
目から入る景色。
耳から聞こえる音。
人との会話。
でも、自分の体から送られてくる小さなサインは、意外と見過ごしてしまいます。
疲れていること。
呼吸が浅くなっていること。
肩に力が入っていること。
足の裏で床を感じられていないこと。
体はいつもサインを送っています。
でも、そのアンテナが育っていないと、その声を受け取ることができません。
ロルフィングでは、体を「変える」ことだけを目指しているわけではありません。
私は、
身体感覚というアンテナを育てること。
それも、とても大切なことだと思っています。
アンテナが育つと、
「あれ?今日は少し疲れているな。」
「あれ?今日は呼吸が浅いかも。」
そんな小さな変化に、自分で気づけるようになります。
すると、
無理をする前に休める。
頑張りすぎる前に力を抜ける。
自分の体と相談しながら毎日を過ごせるようになります。
身体感覚は、特別な才能ではありません。
少しずつ育てていくものです。
子どもなら、遊びや呼吸を通して。
大人なら、日々の体験を通して。
ロルフィングも、その一つの入り口だと思っています。
私は、
体の自由を増やすことは、人生の自由を増やすこと。
だと考えています。
その自由は、まず自分の体の声を受け取るところから始まります。
身体感覚というアンテナは、
人生をもっと自由に生きるための、大切なアンテナなのです。
ロルフィング哲学シリーズ
このシリーズでは、ロルフィングを通して私が大切にしている「体との関係づくり」について、一つずつお話ししています。
前回は 【ロルフィング哲学①】ロルフィングは10シリーズで終わらない をテーマに、10シリーズが体との関係づくりの入り口であることをお伝えしました。
次回は 【ロルフィング哲学③】なぜ私は、体の自由を大切にするようになったのか をテーマに、体の自由と人生の自由についてお話しします。
ロルフィングについて
ロルフィングの流れやセッション内容、料金などの基本的な情報は、ロルフィングのページでご紹介しています。
こちらのブログでは、ロルフィングを通して私が日々感じていることや、体との関係づくりについて、少しずつ育てながら書いていきます。
「自分の体を味方にして生きる」という考え方に興味を持たれた方は、ぜひロルフィングのページもご覧ください。

