前回は【ロルフィング哲学④】で、「自分の体を味方にするということ」についてお話ししました。
では、「頑張る体から卒業する」とは、どういうことなのでしょうか。
今日は、そのことについてお話ししたいと思います。
「頑張り屋さんですね。」
セッションで、そんな言葉をかけることがあります。
すると多くの方が、
「よく言われます。」
と笑います。
でも、その笑顔の奥で、体はずっと頑張り続けていることがあります。
肩に力が入り、
呼吸が浅くなり、
気づかないうちに体は緊張し続けています。
実は、私もそうでした。
私は昔から頑張り屋でした。
もっときれいになりたい。
もっと上手になりたい。
もっと理想の体になりたい。
その思いで、40歳から始めたバレエも一生懸命練習しました。
でも、その結果、大きなケガをしました。
あの時の私は、
頑張ることが悪いとは思っていませんでした。
ただ、
頑張る方向が違っていた。
のだと思います。
体の声を聞くよりも、
もっと頑張ろう。
もっとできるはず。
そんな気持ちが先に立っていました。
ロルフィングと出会って、私の頑張り方は変わりました。
頑張ることをやめたわけではありません。
体とケンカしながら頑張るのではなく、
体と相談しながら頑張る。
そういう頑張り方があることを知りました。
今でも私は、新しいことに挑戦します。
学び続けます。
考え続けます。
でも、その土台には、
体があります。
体が「今日は休もう」と言ったら休む。
体が「大丈夫、いけるよ」と言ったら進む。
そんなふうに、体を仲間として付き合うようになりました。
私は、
頑張ることが悪いとは思いません。
でも、
頑張り続ける体は苦しくなります。
だからこそ、
体の声を聞きながら頑張る。
それが、
「頑張る体から卒業する」
ということなのだと思っています。
ロルフィング哲学シリーズ
このシリーズでは、ロルフィングを通して私が大切にしている「体との関係づくり」について、一つずつお話ししています。
前回は 【ロルフィング哲学④】自分の体を味方にするということ をテーマに、体との付き合い方についてお話ししました。
次回は 【ロルフィング哲学⑥】痛みは敵ではなく、体からのメッセージ をテーマに、痛みとの向き合い方についてお話ししたいと思います。
ロルフィングについて
ロルフィングの流れやセッション内容、料金などの基本的な情報は、ロルフィングのページでご紹介しています。
こちらのブログでは、ロルフィングを通して私が日々感じていることや、体との関係づくりについて、少しずつ育てながら書いていきます。
「自分の体を味方にして生きる」という考え方に興味を持たれた方は、ぜひロルフィングのページもご覧ください。

