前回は【ロルフィング哲学②】で、「身体感覚というアンテナ」についてお話ししました。

では、なぜ私はそこまで身体感覚や体の自由を大切にしているのでしょうか。

今日は、その原点についてお話ししたいと思います。


実は、私は最初から人のためにこの仕事を始めたわけではありません。

子どもの頃は、

「どうして私の脚は太いんだろう?」

そんなことを考えていました。

出産後は体型を戻したくて補整下着の仕事を始め、今度は補整下着を脱いでも綺麗なボディラインになりたいと思い40歳からバレエを始めました。

ところが、そのバレエで大きなケガをしました。

手術を受け、リハビリを続けながら、

「もう一度、バレエを踊りたい。」

ただ、その一心でした。

その想いが、ロルフィングとの出会いにつながりました。


ロルフィングを受けて驚いたのは、痛みが変わったことだけではありません。

体との付き合い方そのものが変わったことでした。

体は無理やり動かすものではなく、

自分の話を聞いてくれる存在。

そして、自分も体の話を聞けるようになる。

そんな関係が少しずつ育っていきました。


その後、子どもたちや歯科医院、学校の先生方と関わるようになりました。

活動する場所は変わっても、私が伝えたいことはずっと同じでした。

姿勢を良くすることではありません。

知識を増やすことでもありません。

自分の体との関係を育てること。

その入り口として、姿勢があり、呼吸があり、身体感覚があります。


私は、

体の自由を増やすことは、人生の自由を増やすこと。

そう考えています。

体が楽になると、

新しいことに挑戦したくなる。

人に会いたくなる。

出かけたくなる。

夢を持ちたくなる。

体が変わることで、

人生の選択肢まで少しずつ広がっていく。

私は、そんな場面を何度も見てきました。


だから私は今も、

体を「治す」ことよりも、

自分の体を味方にして生きるための、体との関係づくり

を大切にしています。

体との関係は、一度できあがるものではなく、一生を通して育てていくものです。

だから私は、ロルフィングを「10シリーズで終わるもの」ではなく、

人生を通して、自分の体と付き合っていくための入り口

だと考えています。

それが、私がロルフィングを続けている理由です。


ロルフィング哲学シリーズ

このシリーズでは、ロルフィングを通して私が大切にしている「体との関係づくり」について、一つずつお話ししています。

前回は 【ロルフィング哲学②】身体感覚というアンテナ をテーマに、体の声を受け取る感覚についてお話ししました。

次回は 【ロルフィング哲学④】自分の体を味方にするということ をテーマに、「体を味方にする」とはどういうことなのかをお話しします。


ロルフィングについて

ロルフィングの流れやセッション内容、料金などの基本的な情報は、ロルフィングのページでご紹介しています。

こちらのブログでは、ロルフィングを通して私が日々感じていることや、体との関係づくりについて、少しずつ育てながら書いていきます。

「自分の体を味方にして生きる」という考え方に興味を持たれた方は、ぜひロルフィングのページもご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です