前回は【ロルフィング哲学⑦】で、「体が変わると、選ぶ人生も変わる」についてお話ししました。
では、年齢を重ねるほど、なぜ身体感覚が大切になるのでしょうか。
今日は、そのことについてお話ししたいと思います。
年齢を重ねると、
「もう若くないから。」
そんな言葉を耳にすることがあります。
確かに、年齢とともに体は変化します。
筋力も変わります。
回復するスピードも変わります。
でも私は、
年齢を重ねるほど、
身体感覚は豊かになる。
そう感じています。
若い頃は、
多少無理をしても体が動いてくれます。
だから、自分の体の声を聞かなくても何とかなることがあります。
でも年齢を重ねると、
そうはいきません。
無理をすれば疲れが残る。
休めば回復する。
または、回復しないこともあります。
体は、とても正直になります。
だからこそ、
身体感覚というアンテナが役に立ちます。
「今日は少し疲れているな。」
「今日はよく眠れたから体が軽いな。」
そんな小さな変化に気づけるようになると、
その日の体に合わせた選択ができるようになります。
私も60歳になった今、
毎日、自分の体と相談しています。
「今日は少し疲れているな。」
「今日はここまでにしておこう。」
「今日は体が動きたがっているな。」
そんなふうに、体の声を聞きながら暮らしています。
ロルファーだからといって、
いつも元気なわけでも、
いつも調子がいいわけでもありません。
年齢とともに体は変化します。
だからこそ、
以前よりも体の声を大切にするようになりました。
体と仲良くしようとすることは、
今日も続いている私自身の実践でもあります。
昔より速く走れるわけではありません。
昔より柔らかいわけでもありません。
でも、
若い頃よりも自分の体が好きになりました。
体と相談しながら暮らせるようになったこと。
それは、年齢を重ねたからこそ得られた宝物だと思っています。
私は、
年齢を重ねることは、
失うことばかりではないと思っています。
身体感覚が育ち、
体との信頼関係が深まり、
自分らしいペースで生きられるようになる。
そんな豊かさがあります。
だから私は、
年齢を重ねるほど、
身体感覚は人生の財産になる。
そう思っています。
ロルフィング哲学シリーズ
このシリーズでは、ロルフィングを通して私が大切にしている「体との関係づくり」について、一つずつお話ししています。
前回は 【ロルフィング哲学⑦】体が変わると、選ぶ人生も変わる をテーマに、体の変化が人生に与える影響についてお話ししました。
次回は 【ロルフィング哲学⑨】体との関係は、一生育てていくもの をテーマに、人生を通して続いていく体との関係についてお話ししたいと思います。
ロルフィングについて
ロルフィングの流れやセッション内容、料金などの基本的な情報は、ロルフィングのページでご紹介しています。
こちらのブログでは、ロルフィングを通して私が日々感じていることや、体との関係づくりについて、少しずつ育てながら書いていきます。
「自分の体を味方にして生きる」という考え方に興味を持たれた方は、ぜひロルフィングのページもご覧ください。

